段階的な教育と認定で、
できることは
１つずつ増えていく

私が担当している業務は、医薬品原薬を製造する前工程で、入荷した原材料の試験をして品質の分析管理をすることです。様々な分析機器を使い、目的成分を定量する試験をメインに担当していますが、これらは誰にでも任せられる仕事ではありません。試験を担当できるようになるまでには、それぞれの項目に対して社内的な認定を受けなければなりません。認定してもらうまでには数か月かかる項目もありますが、上司や先輩からしっかり教えていただけるので、１つ１つクリアしていくイメージです。6年目になりますが、今は約70項目程度の認定を受けています。簡単に言うと方法や条件の異なる70項目の分析業務ができるということになります。医薬品は、最終的にヒトの体内に入り健康や生命に大きく影響するものですので、顧客や社会からの厳しいチェックを受ける前に絶対的な安全と安定を担保した製造という仕事にはやりがいを感じることができます。今後は、分析だけでなく他の部署の業務なども経験し、異なるスキルを身に付け、将来的には「二刀流」で有名な大谷翔平選手のように広い分野で活躍できる存在になりたいと考えています。